ZEHとは?

昨今テレビCMやニュースでも耳にする機会が増えた、ZEH(ゼッチ)。

ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー)の略。住まいの断熱性・省エネ性能を上げること、そして太陽光発電などでエネルギ一を創ることにより、年間の消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅を指します。

現在ZEHの義務化に向けて各省庁の法整備や建設業全体の取り組みが着々と進んでおります。

一次エネルギー消費量 - 省エネルギー量 + 創エネルギー量 = 1年間の消費エネルギー0以下

※一次エネルギー消費量…発電のために必要な石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料や水力など自然界に存在しているエネルギー源のことです。一次エネルギーを加工した電気やガスなどは二次エネルギーと言われています。

国が世界が目指すこれからの住まい。

世界的な問題として深刻になっている「地球温暖化」の原因とされるCO₂(二酸化炭素)をできるだけ排出しないようにしていく事が今後も地球で生活する人間にとっての重要な課題となっています。そこで住宅に関して、できるだけ省エネルギーにして家庭で使う二次エネルギー(電気など)を創る為に必要な一次エネルギー(原油、天然ガス、水など)の消費量を減らすことが CO₂削減に大きくかかわっています。経済産業省では、2030年までのロードマップを公表して、今後の住宅に関して様々な基準を設けることが分かっています。また、アメリカやEU各国も同じように2020年にむけてZEHの基準を定めています。

2015年 新省エネ基準開始(外皮平均熱貫流・日射取得) → 2020年 新省エネ基準標準化(UA値0.87以下) → 2030年 ZEHの標準化(UA値0.6以下)

日本の医療費は約42兆円を突破。

2015年の国民の医療費は全体で約42兆円を突破。このまま推移すると10年後には54兆円を超える勢いです。また、日本の三大疾病の脳卒中は8割が屋内で発生しています。これは屋内の気温差による急激な血圧の上昇が起因とされています。さらに、日本列島は北から南まで長い為、地域によっては かなりの気温差になるが、心疾患や呼吸器系疾患は暖かい九州、四国に患者が多いという統計が出ています。(北海道大学)

ZEHの家を創るために必要になる設備やシステムをご紹介します。

ZEHの家を創るには??

断熱

国が決めた基準以上まで断熱性を向上させてエネルギーロスを最小限になるような家にしましょう。

少ないエネルギーで夏涼しく、冬暖かい家になります。

省エネ

家で消費する電力量を極減らす為に、HEMS(ヘムス)や省エネルギー性能の高い機器(高効率給湯器、高性能エアコン、LED照明器等)を採用しましょう。

創エネ

太陽光発電システム搭載して家で消費するエネルギーよりも多くの発電を行いましょう。余った電気は電力会社に売電。環境に優しいだけでなくお財布にもやさしい太陽光発電。

ZEHの家にすることで光熱費の負担減少や健康被害のリスクを減少させることができます。

ZEHの家のメリットは?

光熱費がお得になります。

省エネルギー性の高い給湯器、冷暖房、照明等を最初から搭載する為、以前の住まいと比べても消費する光熱費は断然安くなります。また太陽光発電により電力を売った分更にお得になります。

現状でも太陽光発電パネルを搭載していない家は電力調整費という名目で買電金額の負担を強いられいます。今お持ちの明細書をチェックしてみてください。

快適で健康的な生活があります。

欧米では、 住環境と健康との関係性はすでに認識されています。日本では、 ようやく大学の研究や建築家によってその関係性が証明されています。住環境の改善によって喘息やアトピー性皮膚炎の改善が見られたり、 交通事故より多い屋内でのヒートショックによる死亡事故や心疾患、脳血管疾患などを防ぐ効果があると実証されています。

もっともっと安心とお得があります。

ZEH仕様には補助金があります。経済産業省の事前の発表では、補助金制度に予算をつくり、ZEHの家の普及を促す予定になっています。さらに蓄電池を組み込むとエネルギーを自給自足出来てしまいます。停電や災害時なども安心です。

ZEHの家には全てBELS評価書を提出しています。

ZEHの家全てに建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)に基づいた評価申請を提出し評価書をおつけ致します。

BELSとは…BELSは平成25年10月に「非住宅建築物に係る省エネルギー性能の表示のための評価ガイドライン(2013)」が国土交通省において制定された制度で、第三者評価機関が建物の省エネルギー性能を評価し、取得することで十分に環境に配慮した省エネ性能が高い住宅であることが認定されます。

詳しい情報は一般社団法人 住宅性能評価・表示協会のHPをご確認ください。

コンフォートハウスは2025年までにZEHシリーズ受託率75%以上を目指します。

ZEH目標・実績報告

ZEH ZEH目標 ZEH実績報告
ZEH受託率 NearlyZEH受託率 ZEH受託率 NearlyZEH受託率
新築注文住宅 ZEH新築建売住宅 新築注文住宅 新築注文住宅 ZEH新築建売住宅 新築注文住宅
2016年度 15% 5% 2% 26% 0% 0%
小計 20% 2% 26% 0%
合計 22% 26%
2017年度 25% 5% 2% 32% 1% 0%
小計 30% 2% 33% 0%
合計 32% 33%
2018年度 35% 5% 2% 33% 1% 0%
小計 40% 2% 34% 0%
合計 42% 34%
2019年度 45% 5% 2% 49% 0% 0%
小計 50% 2% 49% 0%
合計 52% 49%
2020年度 55% 5% 2% 51% 0% 0%
小計 60% 2% 51% 0%
合計 62% 51%
2021年度 80% 1% 0%
小計 81% 0%
合計 81%
2022年度 94% 3% 0%
小計 97% 0%
合計 97%
2025年度 74% 1% 0%
小計 75% 0%
合計 75%
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